【地域貢献】採択課題一覧(R2)

令和2年度 【地域貢献】採択課題

代表者 プロジェクト
川口美喜子
若い男性女性および学生のプレコンセプションケアの支援

 千代田区は、昼間人口構成で妊娠を希望あるいは妊娠を考える年代の男性女性、大学生も多く、妊娠前の健康について多方面からのアプローチをすべき環境であるとも考えられる。妊娠可能な男女の健康管理として、プレコンセプションケアの概念があり基本は運動と食であり、さらに正しい知識が必要と考えられる。妊娠を希望するまたは将来健全な妊娠出産を迎えるためにはプレコンセプションケアの教育と啓発が重要である。現代は民間や風評などもあらゆる情報に困惑している状況にあり、根拠ある正しい知識を啓発するために、医療分野の管理栄養士・医師・トレーナーからの情報提供は受講者にとって確実性があり受け入れが良いと考える。これまで数年間、食の専門職域である大妻女子大学家政学部食物学科と区内で運動の普及を支援している民間スポーツスクール(IWAアカデミー)と産婦人科医師に依頼し、将来妊娠を希望する男性女性を対象に食事管理の実態調査と身体組成測定、「医療・食・運動」の講演と実技セミナの開講および運動・栄養支援をしてきた。開講時間は、千代田区で働く男性女性が、職場から参加できるように配慮する。今回は、区内の大学生に対しての啓発も実施していく。

田口裕基
ハーブ植栽と調理体験による地域教育プログラム

 本プロジェクトでは、ハーブを自ら植栽し、その収穫物を調理する体験プログラムを提供する。受講者はこの体験プログラムを通して、ハーブを収穫・調理・食する楽しみを手軽に楽しみながら、環境、農業と自らの食生活の関わり、調理技術、日々の食を通じた健康維持・増進について学ぶ機会を持つことができる。
 プログラムの実施にあたっては、必要とされる植物学、文化、調理、栄養など、様々な視点に基づいた知識・技術を有した大妻学院の教員・学生の力を結集し、日々の研究・教育の成果を地域社会に還元することを目指す。また、この活動については、千代田区内の他団体の協力も得て実施し、ハーブを通じた区民の食や健康に対する意識の向上に結び付けて参りたい。

服部孝彦
中野地域の帰国小学生の英語力保持へのサポート

 2020年度から小学校の新学習指導要領が全面実施となり、小学校でも教科としての英語教育が本格的に始まり、英語教育に関する関心はますます高くなっている。今後の英語教育では小学校の段階から、英語で何ができるか(知識及び技能の習得)、英語をどう使うか(思考力・判断力・表現力の育成)、英語を通してどのように社会・世界と関わり、より良い人生を送るか(学びに向かう力、人間性の涵養)の3つの資質・能力を育成することになる。
 大妻中野中・高等学校では、小学校で帰国した地域の児童たちを中心に、児童英語教育サポート講座(帰国小学生英語講座)を実施してきた。今回、組織的、計画的なプロジェクトの形をとり、英語教育に関心のある地域の住民に公開する児童英語講座を実施する。このことにより、より一層、地域の教育ニーズに対応し、大妻女子大学の研究リソースを地域貢献に生かす取り組みとなると考えている。