【地域連携】採択課題一覧(H30)


平成30年度 【地域連携】採択課題

代表者 プロジェクト
石井 雅幸
三番町アダプトフラワーロードの会との地域美化活動
プロジェクト名の「三番町アダプトフラワーロードの会」と呼ばれる活動は、三番町の街路樹の下のますに花を植え付け、花の管理を継続的に行う取り組みで、この取り組みには千代田区と三番町町会をはじめとする企業、大妻学院が集い千代田区立九段小学校を中核において町を美しくする運動として実施している。児童学科では以前からこの活動を一部の学生(ゼミ学生)に協力依頼し実施して来たが、平成27年度からはフラワーロードの取り組みを狭山台キャンパスで取り組んできた地域のボランティア活動として、児童学科1年の初年次教育の一環として行うこととした。このことで以前より積極的にこの取り組みにかかわりを持つようにし、花を植える場所を拡大するだけでなく、日常的に町を美しくする取り組みに関われるようにした。ついては、この取り組みを維持・管理していくための仕組みつくりや、活動をさらに推進することを目的としたプロジェクト申請である。
小川 浩
障害者雇用企業との連携によるTボール大会の開催
<Tボール大会> 本事業は、多摩地域を中心に障害者雇用を積極的に行っている企業の連絡会である「多摩地域障害者雇用企業連絡会」と人間関係学部の学生が連携し、多摩キャンパスのグラウンドにおいて、働く障害者のためのTボール大会を開催するものである。平成29年度の地域連携プロジェクトは、平成30年4月29日(日)に開催された第3回大会を対象としており、本申請は平成31年5月に予定される第4回大会の開催に関わるものである。学生はボランティアとして運営準備、当日の運営に携わると共に、各チームに入って一緒にプレーや応援を行う。平成29年度のプロジェクトでは、24人の学生がボランティアとして参加した。
加藤 悦雄
親子の居場所づくりに向けた「大泉こども食堂」プロジェクト
本プロジェクトは、学生を担い手とする「こども食堂」を実践することにより、生き辛さを感じている子どもや保護者一人ひとりの気持ち、例えば「ご飯を食べて一息つきたい」「好きな遊びをしたい」「話しを聴いてほしい」「勉強を見てほしい」などに丁寧に向き合い、子どもや保護者主体の居場所づくりに取り組むこと、さらに参加する学生に子ども支援・保護者支援に関する実践的な学びの機会を提供することを目的としている。 そのために保育者を目指す児童学科学生を中心に準備を進め、平成30年度に計10回の子ども食堂開催を考えている(練馬区内の空き家を活用)。準備の過程では、活動の広報や支援の協議等のため、地域の福祉機関(練馬区役所福祉部局・児童館・民生児童委員等)、教育機関(練馬区内小学校)、和光市総合福祉会館等、野菜の提供等のため農家(白石農園)等と連携し、活動内容の理解と協力を得ながらプロジェクトを進めていく。
川之上 豊
坂の上の街を囲碁で盛り上げる
スポーツ教育研究室では、本学地域の中で活発に行われているスポーツ関係の活動がないかを調査した中で、今回は「頭脳スポーツ」としての囲碁を取り上げることとした。取り上げた理由は、本学の地域には囲碁を推進している棋院会館(五番町)があること、また九段小が小学校の囲碁大会で優勝したこともあり、小学生の放課後活動でも囲碁が盛んにおこなわれていること。さらに千代田区内では毎年囲碁大会が開催されおり、囲碁が盛んな地域であることなどから、囲碁を通しての地域交流を目的に本プロジェクトに応募することとした。 囲碁については、2010年のアジア大会の競技種目としても取り上げられており、年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず楽しめるゲームとして東南アジア地域を中心に世界中で普及している。 なお、申請が承認された場合は、日本棋院東京本院と九段商店街振興組合の協力を得て実施する。
藏野 ともみ
誰もが子ども見守り隊プロジェクト-子どもも大人も誰かが不自由だと思うことを知るために、私たちの「伝える」取組み-
誰もが子ども見守り隊プロジェクトは、これまで5年間、児童虐待防止啓発活動と子育て支援に取り組んできた。その中で、子育ては地域社会の中で行い、多様な状況にある人々と共存しながら行っている現状を改めて認識する機会を得てきた。 今年度は、児童虐待防止啓発活動であるオレンジリボン運動を主軸にしながらも、子育てをする上で不自由な状況は、それ以外の人にとっても不自由に繋がることもあること、あるいは異なった不自由を感じている人もいることをお互いに知っていこうという視点を取り入れていく。具体的には、様々な立場の人たち自身や支える人たちにインタビュー等を実施し、パネル展示を行う。また、体験ブースを企画し、実際の体験を通じて考えて頂くきっかけを作ると同時に、伝える工夫に取組み、実施する。
甲野 毅
千代田&多摩地域 子供自然体験教育プロジェクト
環境教育学研究室は教育を通して地域環境をよりよくする実践を重視している。今回のプロジェクトでは、地域を大妻女子大学のキャンパスが存在する千代田地域、多摩地域に設定し、この地域に居住する自然体験の希薄な子供達を対象に、所属する学生が、自然体験教育を実施する事業である。事業は主に4つの形態に分類される。プロジェクト①(以下P①)は自治体主催の環境イベントへの参加である。そこでは、イベント趣旨に賛同した市民やNPO団体と一緒に来訪した子供達に向けて、自然と触れ合うことが出来るプログラムを提供する。P②・③は学生が自治体や環境NPO法人と協働しながら、調査、企画、実践するものである。学生達が自然と触れ合うことができるプログラムを計画し、参加者を集め、実践する形態である。P④は学園祭を実践の場として捉え、他の学生団体と連携して来訪者に環境に関する知識や体験を提供するものである。
炭谷 晃男
どろん子大運動会と寺子屋活動
八王子市教育委員会や多摩市教育委員会と連携して地域の子どもたちの学習支援及び 居場所づくりの活動を行う。現代のこどもたちの抱える課題としては、体格は良くなったが体力的に劣る面も見られる。遊びが室内化してひとりで遊ぶことが多い。自然とふれ合う場面が減少している。学習面では一度つまずいた子の復習の機会がとれない。学習習慣の身に付いていないことがみられる等が指摘される。 そのようなことから、「どろん子大運動会」を企画・実行することを通じて、自然と親しみ、多摩ニュータウンの住民と子どもの達の交流の機会としたい。さらに月1回程度、小学校の教室をお借りして「寺子屋」を行い。学習支援の教室を行い、楽しく学べる居場所を提供したいと考えます。
高波 嘉一
大学近隣店舗と学生とのコラボレーションによる「健康×ボランティア」プロジェクト
本プロジェクトは、本学食物学専攻の学生を中心とした学生と、千代田キャンパス近隣の健康志向の惣菜、食品を販売する店舗とのコラボレーションにより、「ボランティア×健康➡持続可能社会の実現」をコンセプトとし、大妻生向けの健康志向弁当を開発・販売し、その売り上げ1食につき20円をTABLE FOR TWO活動を通して途上国の子どもの給食1食分として寄付するものである。今回、女子大学生向けの「玄米オムライス弁当」を開発し、販売する。本プロジェクトにより、大妻生において開発途上国への貢献をより身近なものにすると同時に、ヘルシー食材で作られた弁当を提供することで、大妻生の健康意識および健康度を高めることができる。また、千代田キャンパス近隣店舗とのコラボレーションにより、大妻と地域との連携、ひいては地域の活性化につなげることができると考える。
田中 直子
むささび食堂:食事で心の共生を
母子家庭や働く母親の増加は、子供たちの食卓の風景を多様化させている。家庭の事情等により乱れた食生活を送る子どもへの食育の必要性を背景に、入間市青少年活動センターでは「むささひ食堂」を立ち上げた。むささび食堂の目的は、①家での食環境が十分でない子どもたちへの低価格での食事の提供と、②子どもたちが有り合わせの材料で「自分で作る」力を育てること、そして③多世代交流を通して心の健全な発達を促すことである。平成28年度より、本プロジェクトの支援を受けて、食物学科の3年生の有志がむささび食堂の立ち上げと定着に尽力し、大きな成果をあげた。学生たちにとって、子どもたちとの料理を通した交流を体験し、地域でのこのような活動の重要性を知る良い機会となった。本年度は資金面での自立の道も探りながら、さらに活動の幅を広げていく予定である。
深水 浩司
神保町の出版と書店を元気にするプロジェクト
千代田区神保町は、日本国内において出版社や書店等が集結する特異性を持つ屈指の街である。神保町が育んできた出版文化や書店文化(古書店を含む)、町の文化を、より広い年代や層に周知し利用していただくために、町の活性化を目指す組織と大学機関(大妻のみならず周辺の大学も含め)が連携することは大きな意義がある。街や出版社、書店が若者に対して望んでいることや、若者の持つ感性で今の神保町をどのように見ているか、利用するには何が必要かなど、自由な発想をもとに考え活動していきたい。具体的には、神田古書店連盟や千代田図書館、町の活性化を検討している団体とのミーティングを重ね、神保町でのイベント参加(神田古書祭りなど)と大妻女子大学におけるイベント企画・実施、街に出ての活動などを考えている。
細谷 夏実
能登の里海を守る:伝統漁と地域の活性化プロジェクト
日本では、昔から海の恩恵を受けて生活を営んできている。近年、海の資源を大切にし、環境保全を意識しながら、持続可能な海との関わり方を考えていくことの重要性がますます注目されてきている。今では貴重となった地域に残る里海の暮らしぶりを知り、地域の人々と連携し、里海を守るためにできることを共に考えていく環境作りが必要なのである。そのためには、地域の人々との交流や漁の実体験などを通して、自ら海の大切さを理解し活用できる人材を育てることも重要である。申請者は、以前から石川県・穴水町との交流を行い、地方自治体や地域の里山里海保全に関わる人々と連携する体制作りを行ってきた。本プロジェクトでは、それらの連携体制を多いに活用し、学生たちとこれまで現地で行ってきた活動の成果も交えながら、能登の伝統漁であるボラ待ち櫓漁を題材に、里海の大切さを知り、活用に向けた理解を広げるための情報交換と発信の場づくりをめざす。
堀 洋元
唐木田発:学生と地域でコラボする体験型防災講座
本プロジェクトは、プロジェクト構成員のゼミ学生が中心となって地域住民と協働して防災講座やイベントを実施することで、地域の活性化や地域防災力向上の架け橋となることを目的とする。「防災」をキーワードにさまざまな取り組みを行うことで、主体的に学び実践する力や、ゼミ学生および地域の方々にとって個々人の専門知識や体験を有効に活用する場を醸成することを目指す。内閣府の「日常生活における防災に関する意識や活動についての調査結果」によると、自宅でできるような「自助」に関するものが取り組みやすいと考えている人が多い。そこで3年目である今年度は、これまでの出前防災講座で実施した中で好評だった「食」に関するアイデアを活かして大妻多摩祭にて体験型防災講座を実施する。本プロジェクトが、唐木田発の学生と地域との防災コラボレーション活動となって地域の活性化や地域防災力向上の架け橋となるべく活動を進めていく。
松田 晃一
地域の子どもたちが体を動かして仲間と遊べるロボット中心の遊び環境づくり支援
子どもの成長環境において「遊び」は重要な役割を果たしているが、近年の子どもたちは少子高齢化社会やポータブルゲーム機の普及などにより多人数や多学年に渡る友だちと一緒に遊ぶ機会が年々減少している。一方、社会的にはそういった人間的活動に対して人工知能やロボットといった先端技術が急速に浸透しつつある。そのような背景のもと、本プロジェクトでは地域の児童たちが集まり、ロボットを中心として多人数で身体を動かして遊べる環境を提供し、地域児童や保護者、児童館と連携して地域活性化を目指す。子どもたちがそのような遊び方の楽しさを再認識し、人工知能やロボットといったテクノロジーに関心を持ってもらうことがねらいである。本プロジェクトでは、いかに子供たちに受け入れられるかに重点を置き、子どもがロボットを人間らしく親しみやすいと感じ、普段はあまり運動しないゲーム好きの子でも進んで参加したくなるようなイベントを実施する。
松本 暢子
多摩における子育て家族の居住・住み替え支援プロジェクト
多摩市はニュータウン開発から40年を経過し、急激な少子高齢化に直面し、人口減少局面にあり、子育て世代の多摩ニュータウンへの住み替えの促進が必要とされている。そのため、多摩市では、「多摩市住宅マスタープラン(行政計画)」の重点施策として、「住宅ストックを活用した住み替え支援事業」が検討されている。 本プロジェクトの目的は、第一に子育て世代の居住意向を把握し、第二に多摩ニュータウンの社会的資源である住環境や住宅ストックの存在等の魅力などの情報を多摩市内外に発信することにある。そこで、市民グループおよび多摩市と連携し、子育て世代の居住意向の把握を行い、今後の事業の基礎資料を作成するとともに、子育て世代の居住促進のアイデアづくりを市民とともに行いたい。
八城 薫
からきだ匠(たくみ)カフェ~地域がつながる場所~
本プロジェクトは、多摩キャンパス周辺で働く医療・福祉・教育などの専門家(匠)集団と本学学生が連携して吸引役となり、日頃から地域の様々な属性、世代の方々と繋がっていく事で、いざという時に助け合えるような地域でありたいという想いからが生まれました。すなわち、このプロジェクトはまさに人間関係学部が目指すところの「共生社会の実現」に向けた実践的な取組みと言えます。現在「からきだ匠カフェ」は、臨床心理学専攻の大学院生と社会・臨床心理学専攻の学生が中心となり、あい介護老人保健施設、社会福祉法人 楽友会、多摩市多摩センター地域包括支援センターの方々と連携して、毎月第4水曜日15時から2時間程度、唐木田のレストラン“kitchen Tis”様のご協力をいただいてオープンしています。活動を開始して1年経ちましたが、学生と地域の方々が着実につながり始め、毎月の活動も学生たちが主体的に活躍し始めたところです。
山本 真知子
里親・ファミリーホームの子ども支援プロジェクト
近年、虐待などさまざまな理由で実の家庭で生活できない子どもが増加しており、日本において子どもたちを家庭で養育する里親やファミリーホームを推進する動きがある。しかし、里親やファミリーホームに委託されている子どもへの支援はまだ十分ではない。本プロジェクトは、東京養育家庭の会みどり支部と連携し、里親(養育家庭)やファミリーホームの子どもたちが他の家庭の子どもや学生とのつながりを持つことができる「子どもスペシャル」やみどり支部の里親家庭の全体活動において子ども支援を行う。子どもの年齢別に遊びや自立に向けた話し合い等のプログラムを行い、他の里親家庭の子どもとの関係を作り、相互交流を深める。学生にとっては社会的養護の理解、子どもの理解、児童相談所や児童福祉施設とのつながりを持つ学習機会を得ることを目的とする。