【地域貢献】採択課題一覧(H27)


平成27年度 【地域貢献】採択課題

代表者 プロジェクト
阿部 栄子
きもの着装プロジェクト
「きもの(和服)」について、その奥深さを紹介すると同時に一人でも多くの方々に「きもの」に触れ、きものを着装していただきたいと考え、被服学科3年生とともにきもの着装プロジェクトを結成しました。現代の若い女性の殆どが一人では着装できなくなっていることから、着装セミナーの開催を通して、着装技法を基本からわかりやすく解説します。単に、きものの着装だけでなく、きもの文化、きものの歴史、実際に着装する際の目的別によるコーディネートについても紹介します。本セミナーの受講対象は、本学学生はもちろん、卒業生、地域住民をも含めた方々を予定しています。
本プロジェクトは、世代を超えた人々が広くきもの(和服)に興味をもち、日本文化への理解を深め、次世代へと本学の歴史と共に築いてきた「きもの文化(和服文化)」を着実に後世へと地域の方々とともに伝承して行くことを目的とします。袷のきものを対象に、楽しみつつも日常において気軽にきものが自分一人で着装でき、外出できるようになることを目指して、学生と教職員が一丸となって「きもの文化の伝承」に取り組むものです。
金田 卓也
キッズゲルニカ国際子ども平和壁画展覧会
1995年から活動の始まった、ピカソの「ゲルニカ」と同じサイズ (3.5m×7.8m) の大きなキャンバスに世界各地の子どもたちが平和をテーマに描くというキッズゲルニカ国際子ども平和壁画プロジェクトは今年で20年目を迎え、世界45ヶ国以上で300点近い平和の絵が生まれています。本地域貢献プロジェクトの申請代表者は、キッズゲルニカ国際委員会代表として関わり、そのアートを通した平和教育の意義についてアメリカ、ヨーロッパの国際会議等で発表し、高い評価を得てきました。キッズゲルニカには、各国のさまざまなアーチストも関わり、子どもとアーチストのコラボレーションとしても興味深いものだといえます。本地域貢献プロジェクトは、海外の子どもたちの描いたキッズゲルニカの作品を千代田キャンパス新校舎のコミュニティテラスで展示するとともに、これまで関わってきた大人のアーチストの作品も紹介する展覧会です。
川之上 豊
女性を中心とした健康体力づくり
現在日本では、女性の力を最大限に活かすことを再興戦略のひとつとして「女性の活躍」が期待されている。このような社会的機運の中で、平均寿命世界一を誇る日本女性が、長く健康で元気に過ごす人生を獲得することは根本的課題であるともいえる。
そこで、このような女性の今日的課題に対し、当該プロジェクトでは健康の維持増進、体力づくりという観点から、女性と子どもを対象とした運動あそび教室と、中学生以上の女性を対象としたダンス教室を開催する。これらの教室を開催することにより、活力ある地域づくりに貢献するとともに、大妻女子大学の持つ資源を地域に開放し、運動・スポーツを通した地域住民との直接的な人的交流の貴重な場となることが期待される。
また本プロジェクトは、教員、助手、学生がスクラムを組み企画から運営まで行うことから、学生のコミュニケーション能力の向上にも貢献できると確信する。
黒瀬 奈緖子
連光寺・若葉台里山保全地域の生物多様性保全プロジェクト
平成26年11月14日に東京都に保全地域として指定された「連光寺・若葉台里山保全地域」は,湿地,畑,草地,雑木林など多様な生態系を有する里山景観が残る地域で,湿地には希少貝類やヘイケボタルなどが生息し,雑木林にはタマノカンアオイやキンランなどの希少植物も生育している貴重な場所である.もとは私有地だったために学術調査が進んでおらず,生物多様性保全を進めるにあたり,基礎的な生物学的データの蓄積・共有が求められている.本プロジェクトでは,結果が目に見えやすく情報共有しやすい上に,一般に広く興味を持ってもらえるセンサーカメラを用いた鳥獣のモニタリングを実施する.得られた映像データは,定期的に解析・編集し,プロジェクトチーム内はもちろん,一般に広く情報公開し,地域や行政と連携して保全地域の状況把握と環境評価をする保全プロジェクトに関心を持ってもらい,生物多様性保全の輪が広がることを期待するものである.
原田 龍二
大妻女子大学合唱団 音楽ボランティア
高齢者向けの福祉施設を訪問して、歌に親しんでもらうボランティアをしたいと考えている。昨年度このプロジェクトが成功でき、今年度も挑戦してみようという気持ちが合唱団内で出来た。昨年度伺った施設の方々から曲のリクエストや要望をいただき、それに応えるかたちをとることで、「皆でつくり上げる」より良い演奏を今年度は目指していきたい。施設の利用者に、歌に親しんでもらうという身近な楽しみを通して高齢者の方が、少しでも健康な人生を送れるよう、その一助となれば幸いである。
渡辺 雄二
食から広がる生活科学を地域へ発信!
普段は購入することが多い加工食品について、「親子で手作りに挑戦」というイベントを本学内で行う。栄養士、管理栄養士、家庭科教諭等を目指す学生と教員が連携し、本学での「食」の学びを地域貢献に発展させる活動とする。各イベントは①食のミニ講座(食を栄養面、感覚面、機能面から捉え食品の加工特性について学ぶ)、②食品加工実習(野菜ジャム、こんにゃく、みかん缶)、③ものづくり(食品加工の過程で出る廃棄物を活用;野菜スタンプのエコバック、こんにゃく糊でコーティングする和紙の宝物入れ、みかんの皮で染色した布を使うコサージュ)の3段階で構成する。これらの活動により、参加者は身の回りの生活科学を体験しながら食に関する正しい知識を親子で共有しコミュニケーションをはかることができる。また、学生のユニークな発想力を活かして専門領域から創出する成果を地域社会に還元することは、学生の主体的な学びにつながる効果も期待される。