【地域連携】採択課題一覧(H28)


平成28年度 【地域連携】採択課題

代表者 プロジェクト
生田 茂
学校の先生と取り組む手作り教材の制作と教育実践
「合理的配慮指針」を受け、学校教育の現場においても、一人ひとりの児童生徒の困り感に対応した教材の制作が求められている。本プロジェクトにおいては、本学の生田ゼミの学生が、学校の先生と共同し、最新の情報処理技術を用いて、学校教育の教科や教科外の活動で使用する教材を手作りし、学校の教育実践に参加するものである。学校の先生や保護者との共同の取り組みを通して、本プロジェクト活動は、大妻女子大学の地域貢献の役割を果たすとともに、学生が「学校の先生や児童生徒、そして、地域の皆さんから学び、成長する場」を創生することを目的とする。
小川 浩
障害者雇用企業との連携によるTボール大会の開催及び障害者福祉施設との交流事業
<Tボール大会> 多摩地域には障害者雇用を積極的に行っている特例子会社が多く有り「多摩地域障害者雇用企業連絡会」を結成している。本事業は、それらの企業と連携・協働し、スポーツ大会等のイベント開催について協力すると共に、職場見学等を行うことにより相互交流を深める。学生にとっては障害者理解、障害者雇用・就労支援の学習機会を得ることを目的とする。
<障害者福祉施設との交流> 平成25年度より実施してきた障害者福祉施設との連携による多摩キャンパスでの焼き菓子・パン等の販売を継続する。学内での障害者福祉施設のレクリエーションの実施についても継続する予定である。
加藤 悦雄
子ども支援に向けた大妻女子大児童学科「大泉子ども食堂」の実施プロジェクト
本プロジェクトは、子どもの貧困対策や居場所支援の一環として全国的に広がりつつある「子ども食堂」を実践することにより、支援を必要としている子どもたちにいろいろな人と一緒に食事をすることの楽しさなど有意義な経験の機会を提供すると同時に、担い手として参加する学生に子どもの地域支援や居場所支援に関する実践的な学びの機会を提供することを目的にしています。保育者を目指す児童学科学生と教員が中心となって、全3回(平成28年10月・12月、平成29年2月)の子ども食堂(1回につき子ども20名程度を上限)の準備と実践に取り組みます。実施場所として、支援を必要とする子どものいる地域性および利用できる設備環境を考慮し、練馬区内の空き家を利用し、近隣の児童館等に広報に関する協力を得て進めていきます。
久保 忠行
ジュニアアスリートのためのスポーツ栄養セミナー
成長期にあるジュニアアスリートにとって食・栄養と身体について知ることは、スポーツを継続していくうえでもきわめて重要な要素です。なかでも女子のコンディション管理は、女子ジュニアアスリートと保護者、そして指導者の3者が一体となって学ぶ機会が求められています。本プロジェクトでは、サッカーをする少年少女とその保護者を対象として、スポーツ栄養セミナーを実施します。このセミナーでは、ジュニアアスリートが練習や試合のスケジュールにあわせて、自分自身で食材や食べ物を選択できる知識と実践力を提供し、日々のコンディション管理とパフォーマンスの向上に役立てることを目的とします。あわせて女子ジュニアアスリートと保護者を対象とした、女子アスリート特有のスポーツ障害に関する講習会を開催します。
藏野 ともみ
誰もが子どもを見守り隊プロジェクト~小さな力で共同しよう~
児童虐待相談件数は年々増加し、さらには多様化・重篤化している現状を受け、厚生労働省は平成25年度から次代を担う大学生等に児童虐待防止啓発活動を推進してきた。本プロジェクトは児童虐待防止啓発活動にとどまらず、子育て支援の視点を強く持ち、特に福祉を学ぶ学生が中心に活動していることから、病気や障害のある子ども等配慮が必要な子どもに対する保育や教育の実情を学び、子育てをする上で抱える課題に取り組んでいる。今年度は、誰もが児童虐待防止の必要性を知り、子育て支援の一員として活動することができるということを広く伝えるために、障害を抱える人々や高齢者に対して、どのような方法で活動を行えば良いかについて考え、取り組む。さらに障害を抱える人たちと一緒に啓発活動を実施する。
黒瀬 奈緖子
多摩市・生物多様性保全プロジェクト
東京都の中でも多摩市を含む多摩地域は緑が多く、比較的自然環境が残されている地域である。一方で、多摩ニュータウン開発の際に本来の自然環境が破壊され、大規模な都市整備が行われている。近年、在来生態系の重要さが見直され、行政による保全地域指定および絶滅危惧種の管理なども実施されているが、一般市民にはまだ浸透しておらず、自分達の住んでいる町の生態系がどんな状態かを知らないのが現状である。よって本プロジェクトでは、多摩市周辺の生物相を把握し、自分達の住む町の生態系を評価することで、生物多様性保全について理解を深めていくことを目的に、大妻生と多摩市民、そして市内の学校が連携し、多摩市周辺の公園緑地や保全地域などに生息する生物を観察・分布調査を行う。得られた画像や位置情報などのデータをもとに生物の分布状況をマップに示し、一般に発信するなど、広く市民に生物多様性保全に関心を持ってもらうための教育啓蒙活動も並行して実施する。
甲野 毅
ハーブde大妻地域緑化計画
地域連携を深めるため平成28年度大妻祭を利用し、ハーブ工芸を行う。原材料のハーブは、「環境クラブs.o.w」に所属する学生が、コタカフェで育てたものを使用することで、環境行動の地産地消を目指す。本サークルは、環境に配慮した活動を行っており、コタカフェ屋上庭園の植栽管理を行っている。植生調査をしたところ、裸地が目立つことに気づき、現在の景観を重視して捕植を行い、景観の質を高めたいと考えた。棟5階には、ハーブ園があり、それを活用しようとしたが、施設上の制約があり、人が気軽に入ることができない状態になっている。そのため、人が気軽に入り、緑を愛で・活用することが可能なハーブの植栽地を作ろうと考えている。ハーブは剪定し、活用することが適切な管理にも繋がるため、その一端に地域の人達にも参加してもらうことで、都会の貴重な緑に触れ合ってもらい、本学にも愛着を持ってもらい、さらに地域緑化に貢献したいと考えている。
炭谷 晃男
子どもと高齢者のメディアリテラシー向上プロジェクト2
社会情報学部情報デザイン専攻炭谷ゼミの学生による、多摩市教育委員会、女川町教育委員会との連携により、こどもたち及び高齢者のメディアリテラシー能力の向上図る学習機会を提供する。また、本年は近隣地域を飛び出して、宮城県女川町被災地の子どもたちの「女川町復興元気新聞」づくりを手伝い、その内容を地元の方々に伝えることは無論、大妻女子大学内及び多摩市の小学校や商業施設でも展示を行い。東北の現状理解に寄与したい。
高齢者については、多摩市及び女川町で携帯電話サポートコーナーを開設して、高齢者の方が安心して携帯電話を使い、家族及びコミュニティ活動に活用していただけるサポートを行いたい。本プロジェクトによりプロジェクト参加学生には地域の人と共に事業を推進する貴重な社会的体験となる。このプロジェクトを通じて大学で学ぶ意義にリアリティを持たせたい。
・女川町子ども記者講座 夏休み中開催予定
・高齢者のための携帯電話・タブレット講習会(多摩編、女川編)
田中 直子
子どもキッチン:食事を作ってみんなで食べよう!
母子家庭や働く母親の増加は、子供たちの食卓の風景を多様化させているが、特に夏休みなどの長期休暇中には、1日の食事をすべてコンビニで購入し1人で食べる子供も多くなっている。これらの現状を踏まえて入間市青少年活動センターでは夏休み中に「子どもキッチン」を企画し、子ども自身がありあわせの食材で料理を作る手助けをし、みんなで食べる楽しさを伝えてきた。食物学科では狭山台キャンパスに通う1年生の有志を中心に、講師の先生を助け、子供たちが自分で作れるようなメニューの考案や、当日のお姉さん役を努めてきたが、狭山台校の閉講に伴って、行き来する交通費の問題などもあり、継続が難しくなっている。本プロジェクトでは、学生たちのメニュー開発の費用、入間市との行き来のための交通費を申請し、これまで積み重ねてきた活動の継続をはかる。
堀 洋元
女子大学生の視点を活かした出前防災講座
本プロジェクトは、ゼミ学生と地域の公共施設(小中学校、福祉施設、公民館等)とが連携して出前防災講座を実施し、地域住民等に対して女子大学生の視点から考案した災害や防災の基礎知識やスキルを体験的に身につけてもらう場を提供することを目的とする。出前防災講座の実施に先立ち、学生個々人が災害や防災について多彩に体験学習することを目的として、夏休み期間中に都内防災施設および東日本大震災の被災地を訪問し、座学では得がたい経験をすることで防災への取り組みを多角的に体験する。また、ゼミの中で非常食など、防災関連用品を用いた実践体験を行い、心理学的な視点、女子大学生の視点から有用な利用方法についてディスカッションし、知識を蓄積していく。そして、積み上げた知識や体験の成果を出前防災講座として企画運営することで、学生たちの主体的な学びを実践する場としたい。
本郷 健
教育用小型コンピュータRaspberry Piとグラフィカルプログラミング環境Scratchを使ったプログラミング体験学習
初等中等教育段階のプログラミング教育が推進されている中、この分野を専門的に教育してきた大学と経験の少ない小学校が連携し、教育方法や教育効果を具体的に模索することの重要さが増している。本プロジェクトは、多摩市立大松台小学校との連携により、小型コンピュータRaspberry Piとグラフィカルプログラミング環境Scratchを使った小学生対象のプログラミング体験ワークショップを開催する。使用する機材や環境は、子ども向けに教育ツールとして開発されたもので、初心者がわかりやすい設計になっている。ワークショップの開催を通して、地域の小学生にプログラミングの楽しさを伝えるとともに、初等教育の段階におけるプログラミング教育の具体的な方法について考える機会を創出する。さらに、準備と実施に学生を参加させることで、教育現場の体験、教材開発などの学習につなげることを目的とする。
宮田 安彦
地域をつなぐ半蔵・伊賀忍者プロジェクト
昨今のインバウンド観光客の増加を踏まえ、また東京オリンピックを意識して観光を通じた地域おこしが各地で活発化しているが、そうした活動がより実効性を発揮するためには行政区分を超えた連携による観光資源の掘り起こしとアピールが必要であると考えられる。大妻女子大学の地元である番町地域にある観光資源の1つに半蔵門があるが、これ単独での訴求力は弱い。しかし、半蔵門の名前の由来となった服部半蔵と彼が率いた伊賀同心の痕跡や関連物は四谷、大久保、荻窪と広域に残されており、さらに伊賀忍者の知名度が高いことから、これらを総合して対外発信するのであれば、半蔵門の訴求力が高まることが期待される。そこで、行政区を超えて広域に貢献できる大学の特性、女子大生が持つ能力を活用してこれら関連地域をつなぐ活動をすることで、本学がUSR(大学の社会的責任)の一環として地元の地域振興に貢献するとともに、学生には地域の歴史や編集・プロモーションの手法、英語、チームワークなど、座学では得難い学習の機会を付与する。