【地域連携】採択課題一覧(H26)


平成26年度 【地域連携】採択課題

代表者 プロジェクト
荒井 芳廣
地域に根差した各種NPO/NGOへのボランティアおよびインターンシップを通じたボランティアグループの形成
現在の大妻女子大学の教育においては、国際的教育支援の方法、国際理解のための開発教育、異文化理解教育などの分野が他大学に比して大きく立ち遅れている。しかし現今の世界情勢の中で、大学はこの分野の教育カリキュラムの確立が要請されている。そこでこのプロジェクト計画では、昨年、「横浜NGO協議会」、「JICA横浜」、「移民資料館」の協力を得て、地域貢献のための社会的ネットワークづくりを探ると同時に大妻女子大学におけるボランティア活動の土台づくりの一歩を踏み出した。今年度も各種NPO/NGOが行うボランティア募集に積極的に参加すると同時にNPO法人「戸塚フラットステーション」や「女性フォーラム」など横浜に存在する他の団体や昨年度接触することができなかった「CLAIR(クレア)自治体国際化協会」(全国組織の財団法人)、「開発教育協議会」(DEAR)などの組織、さらには国際協力学科をもつ高校との連携を探る。
生田 茂
学校や幼稚園・保育園を美術館・博物館に変身!
本プロジェクトは、学校を、これまで以上に、文化や芸術に触れることのできる「場」にしようと、先生や児童の協力を得て、取組むものである。
卒研生が、「マルチメディアを扱えるドットコード」を用いて制作した手作り教材、「文や文節をハイライトしながら同期をとって読み上げを行う」 Media Overlays 機能を取り込んで制作した電子書籍を持って本取組みに参加する。
また、今年度も、リコー(株)が美術館や博物館でのイベント用に開発した「紙アプリ」を持って、本プロジェクトに協力をしてくれる。
今年度は、幼稚園・保育園でも本プロジェクトに取り組む。
小川 浩
大学生と障害のある人が働き、学び、遊ぼうプロジェクト
昨年度の「地域の社会福祉法人との連携による学内カフェプロジェクト」を土台に、今年度は、大妻で「働く」「学ぶ」「遊ぶ」の3本を柱に、学生と障害のある人の協働と共生の活動を発展させていく。
「働く」については、昨年度と同様、人間関係学部1階ホールにて障害のある人と学生が協働してパンや焼き菓子の販売を行う。「学ぶ」については、人間関係学部の教室等を借用し、学生が障害のある人に、簡単な勉強や絵画等の創作活動を教える。「遊ぶ」については、体育館やグラウンド等を借用し、学生と障害のある人がレクリエーションやスポーツを楽しんだり、周辺の散策などを行う。「学ぶ」及び「遊ぶ」については、地域の社会福祉法人から各回5~10名程度障害のある人の参加を想定し、内容は教員の助言の下、学生が主体的に企画・運営する。本プロジェクトにより、学生は障害のある人と協働・共生の活動を経験できると共に、学習やレクリエーションを企画・運営する教育的経験を積むことができる。障害のある人にとっては、昨年度以上の社会経験を得ることができ、「大学に行く」ということで、生活を豊かにすることができる。
藏野 ともみ
誰もが子どもを見守り隊プロジェクト~児童虐待防止啓発活動
児童虐待に関する相談対応件数は年々増加し、平成23年度以降、年間6万件を超える勢いとなっている。これらの現状に対し、一人でも多くの人に児童虐待防止への関心を持ってもらうことが必要である。特に、近い将来親になりうる若い世代が理解を深めることは児童虐待防止を行う上で有意義なこととされている。本プロジェクトは、本学人間福祉学科の学生が主体となり、児童虐待の現状について学んだ上で、本学内の同じくこれから社会人となる大学生及び多摩市民を中心とする多様な方々に対して児童虐待防止啓発活動を行い、「誰もが子どもを見守り隊」となり得ることを推進していく。さらに、「支援の対象」や「見守られる立場」になることが多い学生や障害者、高齢者も、児童虐待に対する正しい知識を持ち、児童虐待防止の実践者となることについて自らの意思で宣言してもらう活動を行う。
炭谷 晃男
地域のこどもたちとお年寄りのメディアリテラシー向上プロジェクト
社会情報学部情報デザイン専攻炭谷ゼミの学生と多摩キャンパスの有志の学生とで、多摩市教育委員会、多摩市公民館との連携により、こどもたち及び高齢者のメディアリテラシー能力の向上を図る学習機会を提供する。
本プロジェクトによりプロジェクト参加学生には地域の人と共に事業を推進する貴重な社会的体験となる。このプロジェクトを通じて大学で学ぶ意義にリアリティを持たせたいと考える。今年度、2年目の事業なので、昨年度の問題点を検証しながら段階的に進める予定。
・子ども記者講座。8月夏休み中開催予定 3回程度
・高齢者のためのタブレット講座(初心者編)
福島 哲夫
学童期から青年期までの心の育ちを支える連続講座
昨年度の唐木田コミュニティセンターでの「人生振り返り講座」の成功と好評を受けて、今年度は若年層とその親の世代を対象に 、近い将来の大学進学者の多い東京都世田谷地域での「若年層の育ちを支える」趣旨での連続講座を開催したい。
超高齢化社会の中で、日本の未来を背負うべき若年層は、親や祖父母世代からの過干渉や情報過多、いじめや自身の発達障害、それらの結果としての不登校やひきこもり、非行の問題に苦しんでいる。そして、このような子どもや若者たちを抱えて、親世代も関わり方に困惑しているのが事実である。
そこで、今回スクールカウンセラーや発達障害児(者)の指導、不登校児とその親への教育相談などの分野で活躍している若手・中堅臨床心理士を講師に招聘して、学童期から青年期までの心の育ちを支えるための心理学を実践的に講義する連続講座を開催したい。
干川 剛史
東日本大震災被災地の商店街と連携した復興支援活動
東日本大震災の津波災害被災地の気仙沼市の八日町商店街と連携して、乾燥・脱臭・熟成効果を持つ火山灰と地元で獲れるサメ等の魚介類を活用した特産品「灰干し」の試作・啓発・商品開発を通じて被災地の復興を支援する。
このプロジェクトを実施する際に、気仙沼産サメ等の魚介類の灰干しの試作・開発を松本美鈴教授が行う。また、荒井芳廣教授は、ハイチ大地震と東日本大震災での支援活動経験に基づいて、国内外で通用する付加価値の高い特産品として灰干しを商品化するための検討を行う。さらに、昨年度から現地で申請者のプロジェクトに協力している正村圭史郎氏に、気仙沼市での協力者・協力団体との間の連絡調整等を委託する。そして、正村氏と干川・松本・荒井教授の指導の下に、干川ゼミの学生が、灰干しの試作・開発及び現地での灰干し試食会・講習会の補助を行う。
堀口 美恵子
「和食文化」を子どもへ広める大妻力プロジェクト
本プロジェクトでは、歴史ある大妻学院における卒業生の先輩力、教員の専門力、及び在学生のパワーを結集した力を「大妻力」として捉える。学部や年代の枠を超えたネットワークを構築し、人材の専門性を活かした地域連携として今まで代表者が取り組んできた「和食文化の保護・継承」活動をさらに推進することを目的とする。本年度は、特に小中学生の教育に直接関わっている教員や卒業生と連携し、栄養士を目指す学生と共に「和食文化」を楽しく伝える各種媒体や手工芸品を開発して活用することにより、子ども達への効果的な食育を目指す。学生は、これらの主体的な実践活動を通じて地域や卒業生との絆を深めるとともに、真に自立した女性として、今後社会に貢献していく効果が期待される。
水谷 千代美
被災地「きずな」プロジェクト
アトピー性皮膚炎を患う人が年々増加している。小学生の体操着は、ポリエステルのような化学繊維が用いられていることが多く、アトピー性皮膚炎疾患者はかゆみや赤みなどの症状が出るために着用できないのが現状である。我々は肌にやさしく、消臭抗菌性に優れた機能性繊維を用いて、被災地の小学生が元気になるようなウエアを作成する。大妻女子大生が主体となって、ウエアの企画・設計・制作および素材の性能評価とウエアの快適性を評価する。この際、「絆」「輪」を意識したコンセプトをもとに、被災地の小学生と大妻女子大生とが共同でウエアの図柄を考える。被災地の小学生と大妻女子大生との創造力を掛け合わせ、素材の機能性とデザインを融合することにより新たなシナジー効果が期待できる。作成したウエアが被災地の子供たちに勇気を与えることができ、希望や未来につながるものを制作したいと考えている。
宮田 安彦
九段商店街の国際化対応プロジェクト
大妻女子大学千代田キャンパスにとって文字通りの地元である九段商店街は、街づくりの一環として、2020年の東京オリンピック開催に向けて、外国人客への便宜を図る様々な施策を考案中である。
本プロジェクトは、そうした地元商店街の努力を、本学が持てる資源を発揮しやすい場面においてこれを活用しながら支援しつつ、参加学生にはその専門教育および汎用的能力育成の面において、他の機会では得難い学びを体験させることを目的としている。