「学校を美術館・博物館に変身!」第3弾

11月28日に、社会情報学部の生田教授が主宰する「学校を美術館・博物館に変身!」第3弾が、府中市立第十小学校を舞台に行われました。
府中市立第十小学校の「展覧会」にあわせて、1学年4クラスの教室で行われたものです。当日は、生田ゼミの4年生8名が自分たちの制作した教材をもって参加しました。1年2組、3組、1組、4組の順番に1時間ずつ、クラスの中の6班を回る形で教育実践を行いました。
「音声や動画で川崎大師を学ぼう!」「音声ペンによる植物図鑑」「音声入りフラッシュカーで英語を学ぼう!」のマルチメディアを扱えるドットコードを活用した教材、そして、テキストと同期をとって読み上げを行う電子書籍「ねずみくんのちょっき」「100こめのクリスマスケーキ」「ホットケーキできあがり」、iBooks Author を用いて制作した「南極を通して自然環境を学ぼう!」という電子書籍をもって児童たちとの学び合いを行いました。1クラス30名の児童みんなが教材に触れることができるようにと、これまでの卒業生が制作した「多摩動物公園で遊ぼう!」「音声ペンで英単語を学ぼう!」という教材も動員されました。
音声ペンで教材に触れると音声が流れ、また、動画が動き出すことにびっくり! iPad でテキストと同期をとりながら音声が流れる電子書籍にびっくり! そして、自分たちの担任の先生の声で音読される「くじらぐも」「ずっと ずうっとだいすき」に「あ!先生の声だ!」と大騒ぎ。楽しい取り組みとなりました。(生田教授は、1学年の担任団とともに先生方の声を取り込んだ電子書籍作りを行っています。)

 

音声ペンの活用

音声ペンの活用

電子書籍の音読

電子書籍の音読

 

 

 

 

 

 

 

 

担任の先生が、いつもはみんなの中に入るのが苦手な児童が友達とイアフォンを共有している姿を見つけ、生田教授のもとにやってきて「先生!先生!驚くことが起きています。こんなことは始めてです!」って大感激の様子。いつもの授業が苦手な児童でも、こうした ICT を活用した共同の取り組みには喜んで参加できることを示してくれました。それぞれの児童の活躍の場を、さまざまな形で作り出すことの大切さを見事に証明してみせてくれました。
参加した学生は、児童たちの喜ぶ姿に大感激。アンケートや今後の教材作りのヒントをいただくことができました。担任の先生からは、「自分たちも電子書籍を作ってみたいので作り方を教えてほしい」とお願いされました。

1年の担任団とともに(学生の1人で授業のTAは途中で退席)

1年の担任団とともに(学生の1人で授業のTAは途中で退席)

クラスの児童一人ひとりの顔を思い描きながら、一人ひとりの学習進度や困り感に対応した教材を、担任の先生自ら制作することの大切さを共有することができました。なお、これまでの第1弾第2弾で大好評だったリコーの「紙アプリ」は25日からの1週間、1学年を中心として活用され、児童からは次のような感想をいただきました。

・びっくりしたことは。じぶんのさかながパソコンに出るとおもわなかったことです。
・うごきがペラペラしていておもしろかったです。
・ほんとにさかながいたかのようなぐらい、すごかったです。いろんなさかなが出てきておもしろかったです。
 もっとかきたかったです。

リコーの「紙アプリ」の活動

リコーの「紙アプリ」の活動

また、「展覧会」に参加された他校の先生方からもとても羨ましがられたとのことです。(社会情報学部・生田茂教授)