福祉施設と連携した学内カフェ、開店中

多摩キャンパスの人間関係学部棟ラウンジにおいて、障害のある人と学生が協同してパン、クッキー、コーヒー、紅茶などを提供する、学内カフェの試みがスタートしています。これは本学地域連携プロジェクト「地域の社会福祉法人との連携による学内カフェの運営」として、人間関係学部人間福祉学科小川ゼミと社会情報学部情報デザイン専攻炭谷ゼミが共同で実施しているもので、プロジェクト参加学生には障害のある人と共に働く社会的体験、障害のある人には就労体験の一助となることを目的としています。

カフェに集まる学生たち

カフェに集まる学生たち

八王子市の社会福祉法人「由木かたくりの会」との連携により、毎週木曜の11:00~13:00にオープン。地域でパンやクッキーの製造販売、喫茶コーナーの運営で実績のある「由木かたくりの会」が、人間関係学部棟1階のラウンジにパンや飲み物などを搬入し、同会を利用している障害のある人と学生が協力して販売しています。ラウンジには、テーブルクロスで飾られたテーブルも準備。学内でちょっとしたカフェ気分が味わえます。障害のある人が良い素材でていねいに作ったパンや焼き菓子は、とても美味しいと大評判。一般の学生も木曜の開店を楽しみにしている様子です。
小川ゼミ、炭谷ゼミの学生は、「障害のある人にどこまで手助けしたら良いか、人によって違うので勉強になる」、「その日によって売れるものが違うので、販売の難しさを感じる」、「障害のある人が張り切って売ってくれるので嬉しい」など、それぞれの視点で学びを感じているようです。

ラウンジでカフェ気分

ラウンジでカフェ気分

この学内カフェの様子は、2013年11月1日の読売新聞多摩版に「思いやり売る学内カフェ」という見出しで掲載され、「障害者福祉施設が大学のイベントなどで製品を販売するケースは多いが、学生も巻き込んだ取り組みは珍しい」と大きなスペースで紹介されました。12月一杯、授業期間中は開店していますので、沢山の方々のご来店をお待ちしています。(人間関係学部・小川浩教授)

新聞作りでメディアリテラシー能力の向上を 子ども記者講座

大妻女子大学社会情報学部情報デザイン専攻の炭谷晃男ゼミが多摩市と共催する「子ども記者講座~ニュース報道記者になってみよう!~」が、8月26・28・30日の3日間、永山公民館(東京・多摩市)と本学多摩キャンパスで行われ、参加した小学4年生から中学生までの児童・生徒15人が本格的な新聞作りに挑戦しました。

発表の様子

最終日の子どもたちによる発表の様子(本学社会情報学部実習室にて)

これは、今年から本学でスタートした「地域連携プロジェクト」に採択された炭谷教授の「地域のこどもたちとお年寄りのメディアリテラシー向上プロジェクト」の一環として行われたもの。炭谷教授は同講座で講師を務め、同ゼミに所属する学生たちは子どもたちのサポートをしました。
同講座では、まず、報道の最前線で活躍する共同通信社の編集委員や朝日新聞社の記者が、記者の仕事から取材の仕方、原稿の書き方、写真の撮り方などをレクチャー。その後、子どもたちは実際に多摩市長や同教育委員会、京王電鉄、国体推進室、同市で営業しているお店などにインタビューし、全4ページ(タブロイド判)オールカラーの「2050年の大人新聞 多摩ジュニアだより」を作り上げました。さすが自主的に参加した子どもたちだけあって、どんなことにも意欲的! 取材でも物怖じすることなく積極的に質問をしていました。また、みんなで協力しながら取り組んだ新聞作りを通じて、子どもたちは「人に伝えること」「人とのコミュニケーション」の大切さも学んだようです。

子ども新聞

2050年の大人新聞 多摩ジュニアだより

同新聞は、多摩市内の小・中学校と公民館、図書館、児童館などの公共施設に掲示してあります。

(記事提供:大妻学院広報戦略室)

ドットコードや電子書籍教材で地域貢献

大妻女子大学では、平成25年度から「地域連携プロジェクト」がスタート――。採択された12件の1つである社会情報学部環境情報学専攻の生田茂教授が取り組む「学校を美術館・博物館に変身!」プロジェクトの活動の一環として、生田教授とゼミ生7人が、9月27日に東京都八王子市立柏木小学校の「子ども祭り」に参加しました。これは、生田教授が会長を務める同小学校の学校運営協議会との協働で行われたものです。
当日は、ゼミ生が制作した「マルチメディアを扱える最新のドットコードを用いた教材」や「最新の EPUB3(イーパブスリー) の Media Overlay(メディアオーバレイ) 機能を取り込んだ電子書籍」の展示、そして、博物館や美術館などでの展示用としてリコー社が開発した「紙アプリ」を紹介し、柏木小学校が博物館に変身しました。

児童の書いた絵

ゼミ生7人と同小学校の上田副校長先生(右から4番目)

児童たちからの関心を集めた「多摩動物公園で遊ぼう!」「高尾山を学ぼう!」「英単語を学ぼう!」「自然と遊ぼ!」「川崎大師を学ぼう!」などドットコードを活用した教材や「ランドセルをしょったじぞうさん」「はらぺこあおむし」などの iPad/iBooks 用の電子書籍。その中でも児童たちを1番驚かせたのは、紙アプリ「紙アクアリウム」と「紙レーサー」です。「紙アクアリウム」は、水族館の水槽に見立てた画面の中に児童が描いた「さかな」などの絵を泳がせるもので、「紙レーサー」は、児童が描いたレーシングカー4台でレースを行うもの。児童たちは、自分の描いた絵が自由に動き出すのにびっくり仰天。レーシングカーの競争では、大声で声援を送って大いに盛り上がりました。

ドットコードを活用した教材(写真左) 紙アクアリウム(写真右)

ドットコードを活用した教材(左) 紙アクアリウム(右)

児童のパワーに終止押され気味だった学生ですが、校長先生や副校長先生を始めとする職員のみなさんにも歓迎され、とても貴重な経験を積むことができたようで、「初めて自分が作ったドットコードを活用した教材を実際に子どもたちに使ってもらうことができ、面白かった、難しかったなどの意見が聞けた。今日の活動をさらに活かしながら卒論に励んでいこうと思います」、「とても楽しく刺激的な時間を過ごすことができた。実践での気付きと現場の声の大切さを改めて学びました」と感想を話しています。

今後も同プロジェクト活動の一環として、2つの小学校、そして1つの特別支援学校で取り組む準備を進めています。(社会情報学部・生田茂教授)

Welcome to S. Ikuta’s Web Page(生田教授HP)

(記事提供:大妻学院広報戦略室)